医療費通知
POINT
- 「医療費のお知らせ」や、領収書・明細書で、実際にかかった医療費をご確認ください。
病気やけがの治療を受けたときにかかる医療費は、診療報酬という国が定めた基準に基づいて、全国どの病院でも一律に決まります。ところが、みなさんが病院の窓口で支払う金額は、健康保険を使うと自己負担分のみで済むため、実際にかかる医療費がいくらだったのか、意識しにくいしくみとなっています。
そこで、健康保険組合では、年3回、4か月分をまとめて世帯単位で、みなさんが支払った医療費や健康保険組合が負担した給付金等がわかる「医療費のお知らせ」を作成し、被保険者あてにお知らせしています。確定申告で医療費控除の適用を受ける際には、「医療費のお知らせ」を医療費の明細書として利用できます。「医療費のお知らせ」は再発行できませんので、大切に保管しておきましょう。
対象年月および送付時期
回数 | 診療月 | 送付月 |
---|---|---|
1 | 12月~3月 | 6月上旬 |
2 | 4月~7月 | 10月上旬 |
3 | 8月~11月 | 2月上旬 |
保険医療機関が医療費を遅れて請求してきた場合等は、掲載時期が遅くなることがあります。
- 参考リンク

なお、医療機関の窓口では、初診料・検査料・処置料等、項目ごとに医療費が記入された領収書や、より詳しい医療情報が記載された明細書を発行してくれます。「医療費のお知らせ」と照らし合わせてチェックするように心がけましょう。